スノーボードブーツ修理
未使用なのに
先日スノーボードに行ったのですが、着くなりソールが剥がれて1本滑ったところであきらめて帰りました。このブーツはメルカリにて未使用品を購入したものです。届いたらちゃんとタグが付いていて未使用に間違いはなさそうですが、使わなくても加水分解は起こるようですね。バインと同じFLOWのブーツですが、2017年FLOWはNideckerに買収されて、2018年以降FLOWブランドのブーツは消滅していますので、それより古いはずです。
行く前に履いてみて、バインとのフィッティングもしっかりやっておけば、避けれたトラブルだと思います。ソールが剥がれたときは、あっ準備不足だと思いました。
ブーツ修理
帰ってから見たらすでに1/3は剥がれてましたが、少し引っ張れば簡単に全部剥がれました。パーツクリーナと真鍮ブラシで清掃したところです。
靴底とソールの間には、上の写真の右にある細長い不織布にプラスして、このようなパーツが挟まっていました。
不織布と樹脂の板がサンドイッチになっています。こんな大きな不織布が2枚入っている耐久性が犠牲になってしまうと思います。一応この部品も接着はされていましたが、ゴム系接着剤はあまりしみこみませんし、不織布は表面が剥がれるのでしっかりくっつかないことで、フレックスを柔らかく設計しているのだと思います。私は耐久性を考えてこの部品は使いません。入れなくてもソールが浮くようなことはなさそうです。
ソールの方はこんな感じです。実質立ち上がってる部分だけでくっついてた感じです。こちらもパーツクリーナと真鍮ブラシで清掃したところです。
貼り付け面の両方に専用ボンドを塗布します。ボンドはダイソーで買いましたがコニシボンドなので問題ないでしょう。
ブーツ完成です。
バイン調整
ハイバックの位置は前でしたが、新しいブーツは後ろに変更する必要があります。この作業は+ドライバーが2本いります。
後ろに変更すると、ワイヤが引っ張られてハイバックの角度が立ってしまいます。しかも、写真に写っているダイヤルでワイヤーを伸ばしても調整範囲を超えてしまいします。
バインを外すとこんな構造になってました。ハイバックを後ろにずらしたら、こっちの位置を変更するみたいです。
拡大したところです。
ブーツとのフィッティングも調整しました。ゲレンデ行く前にやりましょう。
板はだいぶ黄ばんでます。買い換えないとダメですね。