ノートパソコン DCプラグ修理
私の場合いつも当たり前にしているDCプラグの修理ですが、普通じゃないかもしれないと思ったので書いてみます。
時々、接触不良が出るので点検したらこんなことになってました。
サイズをはかって部品を買うのですが標準サイズがわからないと買いずらいです。しかし、サイズの種類が多くて大変です。メーカーによっては+-が逆だったりします。そこで登場したのがEIAJプラグで下の5種類に統合しようという動きで、極性も中心が+に統一されています。
EIAJ | 外形(mm) | 内径(mm) | センターピン(mm) | |
1 | 2.35 | 0.7 | 3.15V以下 | |
2 | 4.0 | 1.7 | 6.3V以下 | |
3 | 4.75 | 1.7 | 10.5V以下 | |
4 | 5.5 | 3.3 | 1.0 | 13.5V以下 |
5 | 6.5 | 4.3 | 1.4 | 18V以下 |
ところが30年以上たってもEIAJプラグはいまいち普及せずに、逆に種類を増やしてしまう結果になってしまいました。今でも下記のサイズは良く使われていると思います。
外形(mm) | 内径(mm) |
3.0 | 1.1 |
3.4 | 1.4 |
3.8 | 1.4 |
5.5 | 2.1 |
5.5 | 2.5 |
6.3 | 3.1 |
6.5 | 4.3 |
7.5 | 4.1 |
うんちくはこれぐらいにして、共立電子でにて外形Φ6.5、内径4.3を買ってきました。
このアダプターは同軸ケーブルになってました。-端子で、+端子を包み込むことでノイズに強くなっています。
こんな感じで端末処理してはんだ付けしたのですが、熱をかけすぎて不安になりました。
真線の被覆がこんな感じになってます。やり直してよかったです。
はんだ付けの熱が伝わりすぎないように少し線を伸ばしてつけました。
完成です。
問題なく使えました。
このノートパソコンは以前 Linux Mint 入れた dynabook Satellite B550/B です。
なかなか快適に使えるようになったのでソファーの横に置いて重宝していたのですが、ACアダプターつないだままだったので、なんだかんだぶつけたみたいでダメになったようです。
DCジャックの位置は悪いですね。かなり古いパソコンですし、十分長く使えたと思うのでいまさら文句言ってもしかたないですね。