普通二輪教習日記(二段階編)

普通二輪合宿

 

普通二輪教習日記(二段階編)

第二段階 教習1   5/31 11:40   あめ

今日は雨、しかも台風4号接近中。
基本的に台風では教習中止にはならないらしい。
とりあえず、この時間はシミュレータなので安心。

シミュレータの前に、総合運転のコースの説明コース図の上で、指示器の出す場所、
安全確認をする位置、注意するところ等説明があった。
やはりここにもローカルルール的なものがあるようだ。
ちなみ指示器の出すタイミングは

1.曲がる30m手前
2.車線変更の3秒前

ですが皆さん憶えてますか?

あとは、シミュレータにて安全確認、指示器等を交えて走行。
かなり、リアルなのだがなぜか勘が狂ってしまう。合図のタイミングがバラバラだ。
ちゃんと普通車の免許持ってるのになぜ?

第二段階 教習2   5/31 13:40   あめ

この時間は初めての雨、かっぱを着ての教習。

総合運転
1段階は主に運転技術の収得に重きを置いていたが、
2段階からは実際の公道を走るのに必要な安全確認、合図等が求められる。

走り出すなり、無線で
「交差点進入時の左右確認なし」
「ウィンカー出してすぐに進路変更してる」
「ウィンカー消し忘れてる」
などと立て続けに指摘が…
コースはばっちり憶えていたはずなのに混乱してくると怪しくなってくる~
「ハイ、コース間違い」

ひえーやっちまった。駄目だーこの調子じゃ検定が思いやられる。
あと何回練習できるのか。
最後に、2段階みきわめコースを憶えておくように言われた。

第二段階 教習3   5/31 16:40   あめ

シミュレーター
コーナーの進入スピード、路面状況による曲がり具合をシミュレーターで体験
確かに、原付でコーナー曲がってる時、路面に砂があったりするとかなり焦る。
心情的には実車で教習したいのだが…。
この時間のシミュレーターは三菱製、
ホンダ製とはずいぶん感覚が違う最後の方で、車酔いの症状が出てきた。
聞いてみると酔う人は結構いるらしい。

第二段階 教習4   6/1 8:40   くもり

急制動の練習
手順は

1.定位置に止まる
2.40Km/hまでで加速
3.定位置でアクセルを戻し、エンジンブレーキ
4.次の定位置でブレーキング開始
5.11m以内に停止する。

もちろんエンストしないように止まる寸前にクラッチを切る。

※ちなみに検定では
エンストは減点なし
40Km/hに達しない場合はやり直し
ブレーキロックは減点
転倒は中止
である。最初はなかなか難しい。
スピードの出し過ぎにビビッてしまって40Km/hまで加速できない。
ちなみに40Km/h出たかどうかは、バイクの前の方にランプがあるので教官にはわかるようになっている。
オーバースピードでも11mあれば止まれるらしいのだがなかなか思い切って加速できない。
とりあえず加速にはムラがあるが停止は安定してきた。
ちなみに後ろブレーキはかけすぎると転倒するので注意。
教官の話だと教習中にけがする人って結構いるみたい。

第二段階 教習5   6/1 16:40   くもり

危険回避
これはちょっとゲームのような感じだが
まず30Km定速走行をする。
教官の合図によって次のように危険回避を行う。

赤旗があがる → 右へハンドルを切って危険回避
白旗が上がる → 左へハンドルを切って危険回避
両方が上がる → ブレーキングで危険回避

間違いはなかったが、旗が上がってから回避まで遅すぎるとの指摘、
まあ、実際の路上でもこんなもんだろう。注意しなければ!

2段階みきわめコースの練習
総合運転、同様なかなかうまくいかない。
右ウィンカー出して、すぐに右に寄ってしまう。
原因はやはり、普段の自動車での運転にあるのは間違いない。
割り込みブロックが当たり前の大阪では

1.安全確認、後続車にブレーキを踏ませずに入り込む隙間を探す。
2.ウィンカーを出す。
3.間を詰められる前に素早く車線変更

というような手順が体に刻まれている。

第二段階 教習6   6/1 20:40   くもり

シミュレータによる危険回避
最終13時限目の教習
また、シミュレーターかと思ったが、この時間は面白かった。
シミュレータにて町の中を走るトレーニングをするのだが、このコースはとにかく危険なことが起こりまくる。
ハザード出して止まっているトラックの横を走ると、かなりの確率でドアが開く。
右折車はガンガンつっこんでくるし、道路脇からは人が飛び出してくる。
サッカーボールも転がってくる。
横断ほどを渡っている子供が猫のように逆戻りしする。
4回やったうち3回も事故してしまった。

1.直進時、右折車とぶつかる。前の直進車に付いていったら、 異常なまでの切れ味でつっこんできた。
2.路肩の駐車車両の後ろから飛び出してきた子供ひく。
3.大型車が駐車中だったのでそれを避けてセンターライン付近を徐行してたら対向車とぶつかる。

少しは気を遣って左に寄ってくれ。
しっかり50~60km出してたら、もっと難易度が上がりそう
実際にはこれほど立て続けに危険なことは起こらないが、心構えは必要な気がする。

第二段階 教習7   6/2 8:40   はれ

シミュレータによる危険回避
昨日と同じだが次の時間の為にビデオ録画されている。3回やったが、2回失敗。
1.左折時、歩行者をひく。
2.対向車線、路肩の駐車車両の後ろから飛び出してきた子供ひく。

第二段階みきわめコースの説明

第二段階 学科11   6/2 9:40   はれ

危険回避のディスカッション
普通免許を持っている場合、ほとんど学科免除になるがこの1時間だけ受ける必要がある。
シミュレーターの横で前の時間に撮ったビデオを見ながらのディスカッション
ディスカッションと言っても教官と2人だけである。
同じ日の入所は4人いたがあとの3人は普通免許なしなので、時間がずれたようだ。
ビデオを見ていると…とても見てられない。なんと危ない運転をしているのだろう。

第二段階 教習8   6/2 9:40   はれ

第二段階みきわめ
1段階みきわめ同様、みきわめコースをぐるぐる回る。
今までの教習は教官一人に自分と同じ日に入所した3人のうち1人とするパターンだった。
この時間は今まで一緒になったことのない女の人と一緒に受けることになった。
話してると今までかなり苦労しているらしい。
原簿のはんこが妙に多い。
「一緒に頑張りましょう!」とさわやかに言われた。
教習が始まると、また、無線からガンガン指摘される。
総合運転の時を思い出す。
パニックである。
また、4周ほど回ったが、得意の一本橋で落ちたり、坂道発進でエンスト(初めて)したりさんざんである。
もう終わる前に、このまま検定つらいので落としてほしいと思った。

一時間が終わって、教官からの駄目だしが始まる。
指摘事項は

1.急制動ばらつき多い
2.低速時のバランスが悪く、交差点進入速度はやい
3.交差点進入時の安全確認
4.ウィンカー消し忘れ散々である。

この時間混乱してしまって、普段、気を付けているニーグリップもいまいちだった。
落ち着いて走らないと。
ウィンカーは曲がってる最中に次の曲がる方向を考えておかないと
曲がったあと同じ左手でクラッチを切って、ギヤチェンジすると確実に忘れる。
原付でウィンカー消し忘れなんてほとんどないけど、余裕がないって事か?
結果はみきわめやり直し、女の人も同じである。

第二段階 教習8(再)   6/2 18:40   はれ

第二段階みきわめ(再)
本日中に、泣きの2回目予約できた。
また同じ人と一緒である。
この時間はものにしないと帰る日が延びてしまう。
この時間はいい緊張感がでている。
指摘事項1.2.3.はほとんど克服か。
交差点進入はニーグリップで車体を安定させゆっくり進入、ウインカー出したら3秒小声で数え、安全確認、それから右による。
しかし、もう一人の人、妙に指摘されているし、しかも色々質問している。
「そんなに質問してたら、見極めて貰う時間なくなるよ」そう思いながらも自分の走りを続けた。
3周目、教官が真後ろに付いた。「見られている」思ったとたん次の左折のウインカーを出すタイミングが少し遅れる。
次、右折後ウィンカーを消すタイミングが遅れる。
消した直後に声がかかり指摘されてしまった。
そのあとは気を取り直して何とかいったが?どうだろう?
前の時間よりずいぶん無難になってきた。
検定もミスがでなければ何とかなりそうに思えたのだが
「二人とも明日、もう一度みきわめ…」
とのことで、あと一歩だった。
この時点で卒業1日のびてしまった。

第二段階 教習8(再)   6/3 11:40   はれ

第二段階みきわめ(再)
みきわめ3回目、また同じ人とだ。
慎重に慎重に走った。
今まで気にしていなかったスラロームタイムでてないとの指摘、急制動も1回目は40km出ず。
ウインカー消し忘れも何回かやったような昨日よりできてない!!
3周したところで「自由にバランス練習して」の声がかかったが、どういうことだろう?
それでスラローム練習してると
「アクセルは一定でいい。普通2輪のレベルではそこまで必要ない。」
「むしろアクセルをあおることでぎくしゃくして、タイムが遅くなっている」
との指摘。最初からずっと、パイロンをクリア瞬間にアクセルをあおって車体をたてるようにしていたが、
言われたとおりアクセル一定で試してみるとうまくいった。
ただ、そこで時間が終わる。もう一回試したいとおもったが時間切れ。卒検どうしよう?

さて結果は、
「明日、卒検頑張ってください。もし、補習で帰ってきたらあっちの芝生でウサギ跳び3周!」
まずはホッとしたが、なんか複雑だな。