クラークス ナタリー(Clarks Originals Natalie)修理
奥さんからのプレゼントでクラークスナタリーを持っていますが、ソールの状態がいよいよやばくなってきました。摩耗だけなら修理しやすそうですが、天然ゴムのクレープソールは経年劣化で夏場はねちゃついて、小石がくっつきまくります。刺さった小石が埋まってしまったりもします。
ところがナタリーはソールの張替えが難しいんですよねぇ。プロに頼んでも微妙な仕上がりになったりするようです。天然ゴムのクレープソールですし、前後は巻き込むようにソールが立ち上がっている独特のデザインも曲者です。何とか修理して人柱になりたいもんです。
アッパーの方は頑丈で損傷とかないだけに捨てるのもったいない感じがします。
こんな感じでかかともすり減ってしまっています。底を張り替えるにはソールの凹凸を平らにしないと何も貼り付けることができません。ところがクレープソールはぐにゃぐにゃして、やすりで削るのも難しいです。少しやってみたのですがほとんど削れていません。
シューグーで平らにして、合成ゴムのソールを貼る作戦やってみます。ソールの色と同じ黒のシューグー買いました。白、黒、クリア、ナチュラル(ベージュっぽいゴムの色)があります。
合成ゴムの板も購入、リアルにクレープソールを再現しています。
塗ってみました。これでチューブ半分ぐらい消費しました。
合成ゴムは固いのでなるべく薄い4mmを選びましたが前後立ち上げるのは難しいです。 底だけ貼ってうまくサイドと違和感なくつなげたいのですが・・・
現物を当ててみて無理だと悟りました。クレープの凹凸を再現した合成ゴムの板ですが、くつの形に切り取ると断面は切りっぱなしになってしまいます。その断面は写真の様に意外と目立ちますし、誤魔化す方法が思いつきません。変になったら意味ないですからねぇ。
ということで、とりあえずシューグーだけで様子見てみます。残り半分のシューグーを重ね塗りするかについても様子を見てから決めたいと思います。
シューグーだけが良い可能性もありますから。また、結果については後日書きます。