白内障手術

生活・健康

左目のみ白内障の手術をしてほぼ1ケ月になります。
今では全く違和感なく見えるようになっていますが単焦点レンズを入れたので近くの物を見るのは不便になりました。

最初にわかったのは+1.0の遠視用メガネでは老眼をカバーしきれなくなったのでメガネ屋さんで測ってもらって、左+2.0 右+1.0のメガネを作ってもらいました。
それが1ケ月ぐらいでいまいち見えずらくなったので眼科に行ったところ白内障の診断を受けました。それから半年ほどカリーユニ点眼薬で進行を遅らせながら様子を見ていましたがいよいよ車の運転などに支障をきたすようになり手術しました。

生駒の眼科も悪くないのですが不安になり眼科を探しました。

  • 遠谷眼科 (塚口)
  • 坪井眼科 (北堀江)
  • むさしドリーム眼科 (上本町)
  • 永田眼科 (奈良)

とリストアップして、生駒から通いやすく、夜診のある「むさしドリーム眼科」で手術を受けることにしました。

レンズは保険適用のレンズなら5万円程度で手術できますが、保険適応でないと45万円ほどします。

  • 単焦点眼内レンズ
  • 多焦点眼内レンズ (高度先進医療適応あり) テクニスマルチフォーカル、シンフォニー
  • 多焦点眼内レンズ (高度先進医療適応なし) レンティス、ファインビジョン、ミニウェル
  • 単焦点レンズの場合、自動車を運転する人は遠い方に眼内レンズの度数をあわせ

近距離は老眼鏡を使用することになります。
多焦点ということは2点以上の距離で同時にピントが合うということであり、光の量を分けることになりますから画質が良いのは単焦点になります。
私の場合は細かい作業が多いので、画質が良い単焦点レンズを勧めら、そちらを選択しました。

多焦点眼内レンズでは近距離でも焦点が合うので、もともと老眼が出ていた人も老眼鏡が必要なくなる可能性があります。
うまくいけば夢のようですが、結局メガネが必要になる場合もあるようです。
一番の欠点はグレアやハロが出る問題があることです。
夜間に車のライトや街灯の光がまぶしく感じたり、光の輪ができたりします。
長距離トラックの運転をしている人はやめた方が良いです。
乱視、目の形などで多焦点レンズが適応できない場合もあるので、希望しても単焦点になることは多いです。
適応していないのに多焦点を選択してしまうのが一番問題なので、最適なレンズを勧めてくれる先生が良いと思います。

生命保険で高度先進医療特約をつけていると保険で手術できます。
掛け金も安く選択肢を増やす意味では高度先進医療特約はとてもお勧めですがグレアやハロがかなり抑えられていると評判のレンズはいずれも高度先進医療適応なしです。
私はファインビジョンかミニウェルを当初希望していました。
各国が技術を結集して新しいレンズがどんどん発売されています。まさに眼内レンズは発展途上にあると思います。
それだけに、最新のレンズに保険適応されないのが痛いですね。

手術自体は10分ぐらいで済んでしまいます。
部分麻酔で意識もある状態で行いますので少し怖いですが大丈夫です。
日帰り手術といっても手術後は何度も通うことになるので、手術後の予定はあまり詰めない方が良いと思います。
翌日朝の検診で眼帯をはずしてもらうと既にある程度見えます。首までの入浴OK、車の運転OKになりましたが保護メガネが必要です。
2日後も検診はあります。
3日後の検診で経過が良ければ洗髪OKになります。運動については制限付きです。この時点ですでに違和感はない感じです。
1週間ですべての制限がなくなり、保護メガネも不要になります。
ここまで目薬が1日3回3種類あります。目薬は1種類終わったら5分以上待たないといけないので面倒ですが、1ヶ月検診にて3種類の目薬が1種類になりました。