レモングラスのお酒
はじめに
私の仕事はハーブティーの小売りです。もうかれこれ20年近くこの仕事をやっています。そしてここ最近、力を入れているのは「奈良産レモングラス」です。
奈良県宇陀市の農家にて農薬を使わずに丁寧に栽培しています。ドライハーブにする際にも乾燥温度にこだわり味も香りもなかなかのものです。胃腸に良いハーブで、飲みやすい味、消臭効果もあるので食後のお茶としてオススメしています。また女性にうれしいむくみ対策にも良いハーブです。
最近はこのレモングラスをお客様に知ってもらうために催事販売を積極的にしていて試飲もしてもらっています。家に帰って試飲の残りのレモングラスでお酒を楽しむのが、催事のあとのお楽しみになっています。
レモングラス焼酎の作り方
レシピと呼ぶには大げさな感じもするのですが・・
まず、レモングラスを抽出するのですが、基本的に緑茶を入れるのと手順は変わりません。150cc抽出するのに2g、1L抽出するのに8g程度の茶葉が適当だと思います。茶器はハーブティー専用もありますが緑茶を入れる急須でも問題ありません。抽出時間は5分ぐらいで出ますが茶葉は入れっぱなしでも問題ありませんし、入れっぱなしの方が焼酎には良い感じがします。そのまま常温まで近くまで冷ましておきます。
グラスに氷を少し多めに入れます。ティーの冷め具合で氷の量は加減してください。
焼酎はグラスの半分ぐらいが良いと思います。いも焼酎使ってますが麦の方が合います。
レモングラスティーを注いで、少し混ぜて完成です。
レモングラス焼酎の作り方(お湯割り)
上記の容量でレモングラスティを抽出して下さい。
あとは、先にティを入れて、上から焼酎を入れると勝手に混ざります。
お湯割りになるとイモは厳しいです。麦の方が良いでしょう。
割合はお好みですが写真はハーフで割っています。
レモングラスハイボールの作り方
耐熱性の器にウイスキーを30~60cc入れます。
レモングラスの茶葉を入れます。量はほんの少量、ひとつまみ程度で十分です。
電子レンジ600Wで40秒程度加熱します。外から見て数秒ブクブク沸騰するのを確認してください。
あとはたっぷりの氷(グラスの縁まで入れる)の入ったグラスにウイスキー注いでいで冷えたのを確認します。茶葉は少ないので茶こしで取っても、そのままでも良いと思います。
炭酸水を満たして完成です。
レモングラスのやさしい味わいは料理などにいかすのが難しいのですが、ハイボールにするとはっきりとレモングラスを感じることが出来ますので、レモングラスが好きな人はチャレンジしてみて下さい。