Dioフロントフォーク、タイヤ交換

Dio-SR

Dioフロントフォーク、タイヤ交換

少し前から出ていた、フロントブレーキをかけるとハンドルが微妙に右にブレる現象。調べるとフロントフォーク2本ともにガタが出ています。

スーパーDioはたいがいココがダメになってるらしく、ウィークポイントなのだそうです。しかも、てっきりちゃんとしたオイルダンパーだと思っていたのにフリクションダンパーでした。フリクションだと縮むときと伸びるときの抵抗を変えれないので段差で跳ねますね。対策としては、ライブDioのHD-SUSや金サスに換装してる人が結構いるらしいです。

毎度お世話になっているKN企画でパーツを調べていくと、AF28純正交換用のヤツと、AF35(ライブDio)用のがあります。どっちも使える可能性が高いですが、AF28純正交換用の方が確実に合うと思います。しかし、オイルダンパー化したいのでのAF35用を選択しました。

ライブDio(AF35)用ダンパーを流用して、スーパーDio(AF28)に装着するには、

・メーターギアをAF35に変更
・メーターケーブルに少し加工を加える。

メータギアはKN企画にて教えてもらった型番のものを、こちらも時々お世話になっているホンダWINGにて注文しました。納期は翌日と早いのが有り難いです。15年以上前のモデルだけど、まだ部品の在庫も大丈夫でした。

写真1
KN企画 FF00-2

AF35の金サスに似てるらしいので、ホンダWINGにたまたまあった金サス装着のライブDIOと見比べるとホントそっくり!!

写真2
タイヤも同時に交換します。 サスの不具合でタイヤも片減りしていました。

写真3
まずは作業前の状態です。

写真4
カウルを外します。

写真5
タイヤはFアクスルナットを外して、シャフト抜くだけであっさり外れます。

写真6
外れたタイヤ。ムシ外しでムシを外して空気を抜きます。

写真7
タイヤレバーは今回バイク専用のキジマ製を購入。まず、タイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込み少しずつビードを押し下げては、角度をずらしを繰り返すとビードが内側に落ちる。裏も同じようにビードを落とします。

写真8
ビード落としてしまえば、自転車のタイヤと同じ要領でタイヤレバーを差し込んでタイヤをめくりあげます。さらに、10cmほどずらしてめくりあげます。数回繰り返すと片側が外れるはずです。レバー差し込んだ反対側のビードが勝手に乗り上げてしまわない様にしましょう。

バルブ交換もついでにやることをおすすめ。1年ほど前後輪替えたとき、パンクのついでにタイヤ替えたのにパンク直らず、結局原因はバルブだった事も・・。

バルブは外から押しても入らないなら、ウェスなどで保護しながら内からプライヤーで引っ張り出すと入ります。

後ろと同じL型のバルブを装着しました。これでガソリンスタンドで空気入れやすくなります。

写真9
タイヤ入れるときは、垂直に立てたタイヤレバーに沿わせるような感じで、まず片側のビードを入れます。もう片方も半分ぐらいまでは、素直にたてたタイヤレバーに沿わせるような感じで入れて、途中からタイヤレバーをもう一本使って、10cmずつぐらい前進していきます。このときもレバー差し込んだ反対側のビードが乗り上げてしまわない様に注意しつつ入れていきます。

最後にビードだしなのだけど、ムシを外してコンプレッサーで一気に空気を入れたらだいたい簡単にパカ、パカって出てくれます。あとは一度空気抜いて、ムシを戻し、規定の空気圧にします。

写真10
サスペンションは1本につき2本のボルトで留まっているから、ボルト4本外せば写真の通りサスペンションが外れます。先にキャリパー外してからサスペンション外した方が良いです。

原付はステム周りさわらずにサスペンション取り替えできるから、素人でもフロントサスペンション交換可能です。

写真11
あとは逆順でサスペンションを取り付けます。次に、タイヤにAF35用メータギアをはめ込み、
サスペンションと穴位置を合わせたら、アクスルシャフトを入れて、入ったらナットを締めます。

次にブレーキの取付ですが、キャリパーピストンを少し押し戻してから装着しようとすると、ボルト2本の長さが足りません。急遽AF35用キャリパーボルトを購入することになりました。

あと、メータケーブルをつなぎ替えるのですが、メーターケーブルは加工しなくても付きました。メーターケーブルは一度交換してるので無加工でいけたのかも知れません。

ちょっと乗ってみたのだけど、あまりにフィーリングが違うので、最初の2,3コーナーはビビりました。慣れてくると新しいサス良いです!!

倒し込みが軽く、体重移動でセルフステアが効くので自然な感じで曲がっていけます。

2008.6.11