FX-AUDIO D302J+を買ってみた
はじめに
FX-AUDIO D802++がメインシステムに昇格したので、仕事しながらラジオや音楽を聴くための小さなアンプとして廉価版の D302J+ を購入してみました。最近の半導体不足による電子部品の値上がりの影響で価格改定が予告されていたのでかけこみ購入しました。
パッケージはこんな感じです。
中には本体の他に、薄いマニュアルが入っています。
D802J++はブラックでしたが今回はシルバーです。シルバー素地にバフ掛けのパネルの仕上げがいまいちとの口コミも見ましたが、全然そんなことなくて高級感のある外観です。
D302J+
デジタル入力付きデジタルアンプのフラグシップがD802J++だとすると、D302J+は普及版といったところでしょうか。予告通り価格改定されてしまいましたが、それでもコストパフォーマンスは高いと思います。
正面写真
背面写真
スペックは下記のようになります。
ブランド: | FX-AUDIO- |
製品型番: | D302J+ |
カラー: | シルバー |
製品保証期間: | お買上げ日より6ヶ月間 |
アナログ入力: | 1系統 ステレオRCA端子 |
デジタル入力: | 3系統 USB TypeB USB1.1/2.0対応 USBオーディオクラス1.0 /光デジタル音声入力(角型)/ 同軸デジタル音声入力 |
対応フォーマット: | PCM [USB入力]最大24bit 96kHz / [光・同軸デジタル入力]最大24bit 192kHz |
ヘッドフォン出力: | 3.5mmステレオミニジャック (オペアンプNE5532搭載ヘッドフォンアンプ内蔵) ※4極プラグ(TRRS)は動作保証対象外です。 |
出力端子: | 2chステレオスピーカー出力 (バナナプラグ対応金メッキ端子) |
最大出力: | 最大15W×2ch(電源入力12V・4Ω時) / 対応スピーカー: 4Ω~16Ω |
デジタルアンプ IC: | STMicroelectronics社製 STA369BW フルデジタルアンプIC |
USBレシーバー IC: | VIA社製 VT1728A (USB-DDC) 最大24bit/96kHz |
USBサンプリングレート: | 24bit 44.1/48/96kHz |
DAI IC: | CIRRUS LOGIC社製 CS822 最大24bit/192kHz |
ADC IC: | TI(BB)社製 PCM1808 最大24bit/96kHz |
電 源: | DC12V 電源容量2A以上 (ACアダプター別売) |
電源コネクター: | 外径5.5mm 内径2.1mm (センタープラス仕様) |
機 能: | デジタル3系統+アナログ1系統入力切替・トーンコントロール機能・ミュート機能 |
対応OS(USB接続時): | Windows 10/ 8(8.1)&7/ Vista / XP / 2000/ MacOS X / 9.1以降 |
付属品: | 簡易説明書 |
サイズ: | 高さ33mm×幅133mm×奥行き108mm(突起部含まず) |
重量: | 445g |
D802J++に比べると、USBオーディオクラス1.0のため192kHz→96kHz、最大出力が80W→15W、リモコンがなくなる、音量ディスプレイ表示なくなる、逆にヘッドホン使える、値段は半分といった感じでしょうか。
感想
一時的に使っていたDENON F101と比べたら2まわりぐらい音がしっかりした感じで、低音、高音、解像度ともに良くなった感じです。D802J++に近い感じだと思います。最大出力15Wなのでスピーカーによっては差が出るのかもしれませんが、ウチは小型スピーカーばかり使っているので影響が少ないのかもしれません。
TONE回路はダイレクトにした方が1ランク音がクリアです。パソコンにUSBでつなぎましたが時々音が途切れました。設定を見直すとパソコン側のサンプリング周波数が48kHzになっていたのを、44.1kHzにしたら問題なくなりました。パソコンの処理能力の問題だったと思います。
後日、環境をそろえて、D802J++ vs D302J+やってみたいと思います。