JANISトイレ修理2
フロートバルブ交換
また、トイレの水が止まらなくなりました。前止まらなくなったのは4年前の様です。
まずは常識にとらわれず状況確認すると
- 水はほとんどの場合止まるけど、たまに止まらない。
- 水が止まらないときはタンクは空になっている。
- 浮き球を上げた状態で水漏れは確認できない。
この状況からボールタップは正常動作している感じなので、ゴムフロートを交換してみます。
ついでに手洗管ホースも交換します。
ゴムフロート外したところです。
タイプにより先端を切断するようですが、加工なしで入りました。
カチッと引っ掛かりもあるのですが念のため金具もつけておきます。
ここまでやっても改善しません。ゴムフロートは4年前に変えているので寿命ではなかったのかもしれません。
レバーのメンテナンス
- レバーの戻りが悪くたまに引っかかる。
- レバー大小の表示に対して動作が逆。
ということもあるので、レバーを外して分解します。黒いカバーは引っ張れば外れます。外れるとねじが出てくるのでねじを抜くとバラバラになります。中の部品が腐食とカルキで大変なことになっていました。
少しわかりずらいですが掃除しました。摺動部はシリコングリスを少量つけて組み立てていきます。
完成です。動作はスルスルになりました。黒いパッキンは劣化してるので新品入れます。レバーの動作も治っています。
5年後
再び水が止まらなくなりました。症状を整理すると
- 水はほとんどの場合止まるけど、たまに止まらない。
- 水を流した後いつまでも水が便器に流れ続け、いつまでたってもタンクが満タンにならない。
カバーを開けてみると鎖の張りが強すぎる感じがしました。フロートバルブはずして新しいのと比べてみると、フロートのあたる部分が少し変形しています。
わかりました。鎖の張りがピッタリに張りすぎていたところ、フロートバルブのゴムが変形して密閉できなくなったと思われます。
フロートバルブはまだ使えそうなので掃除して戻しました。鎖の方は少し余裕を持たせて付けました。TOTOホームページによるとパッツンパッツンの状態から鎖の玉4つ分緩めるように書いてました。ウチはTOTOではないのでそれより若干張り気味な感じで調整しました。
しばらく様子を見ていますが改善したようです。